たまりば

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Posted by たまりば運営事務局  at 

2016年03月04日

ついに軍事境界線に!(No.3)


バスは再び発車し橋を渡り、ソウルから約2時間のところに国連軍の駐屯基地へと到着しました。
そこには武装した兵士が多数いて、バスの中で渡された宣言書を提出し更にパスポートを確認するとゲストと書かれたネームプレートを首から下げるよう指示され、食堂へと案内され、ちょつと早めの昼食となりました。この食事がとてもおいしく感じたのです。
食事時間が終わり、いよいよ非武装地帯へと向かうのですが、ここからは国連軍のバスに乗り換えさせられ前後に警備のジープに挟まれ重々しい雰囲気で出発しました。この非武装地帯は境界線に有刺鉄線の金網が張ってあり厳重に管理されていて、道路はゲートで点検を受け入ります。そしてあちこちに銃を構えた国連軍の兵士の警戒する姿が見え、かっての激戦地だったことを思わせた。


この非武装地帯は38゜線の境界線を中心に南北2Kmが朝鮮半島を二分している地帯になっている。やがてバスは目的地の板門店に到着。
38゜線上に小さな建物がいくつか建っていて向こう側には北朝鮮の兵士が銃を携えた姿があちこちに見え緊張する。
国連軍の兵士の案内で建物の内部を見学する。部屋の中央に横長にテーブルがおかれ、その中央に38゜線を示す線が引かれ時折開かれる南北会談の際にはこの線をはさみ北側に北朝鮮、南側に韓国の役人が座り話し合いが行われるという。
窓から北側を見ると北朝鮮兵士が手招きで
「おいで、おいで」
と手を動かす。宣言書を守りこれを無視する。
建物の外にでると路面にはっきりと境界線を示すラインが引いてあり北朝鮮兵がラインまで来てなにやら話しかけてきて、とても緊張する。同行者の話では過去にラインを超えて行った見学者が北朝鮮兵に捕まり連行されて以後、行方がわからなくなったという。この話を聞いてゾォーつとしました。そして急いでラインから離れたのです。



ここはまさに戦闘なき戦場といった場所に思えた。常に南と北がにらみ合い監視し何とか平穏を保っているようだ。
この状態がはたしていつまで続くのだろう。


そして同一民族同士がどうして、こんな状態になってしまったのだろうか。
約30分程度の見学でなにごともなく、ここを後にし帰路につく。
すると今まで緊張していた気持ちがスゥーととれ落ち着いた気持ちで車窓から外を見る。再び駐屯地で、さっき乗ったバスに乗り換えソウルへと向かう。そしてなんともいえない安心感がした。
バスの窓からは農村らしき風景が見え戦争とは無縁の地に思えた。戦争によって民族が分断されさまざまな悲しみや苦しみを
この民族が負うのだろうか・・・。
私たちの国、日本は平和の中にいるんだと改めて思った。

※次号は韓国の番外編として、チョッとH系を交えた
   「ソウルの夜の裏話」
             どうぞ、ご期待ください!

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  • Posted by takachan  at 11:30Comments(2)