たまりば

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2011年05月20日

酔いしれて立川

 久しぶりに夜のおもしろいお話をお伝えいたしましょう。

ある深夜でした。中年の酔客が半分眠った様子で立川駅からお乗りになったのです。  
    
   「運転手さん逗子までね」
  
     「はい、あの~横須賀の方の逗子ですよね」

けっこうな距離になりますので出発して間もなく
  
     「お客様、逗子までですと1時間ちょつとはかかりますが・・・」

そう申しあげますと酔客さんが
     
   「えっ、俺この駅どまりで車掌さんに起こされて降りたんだけど、どこの駅」
   
      「はい中央線の立川ですよ」
  
   「中央線、おかしいな。東京駅からたしか横須賀線に乗ったんだが・・」

                  

 この方、相当お飲みになって電車を間違って乗ったようです。それにしても電車の色も発車ホームも東京駅ではぜんぜん違うのです。中央線f2階ホーム横須賀線は地下なのです。
結局、まったく逆方向に来てしまったのです。
逗子までの、おおよその料金2万円ほどになることをお知らせしますと
 
   「しょうがーないよ。高い飲み代だと思えば・・。運転手さん、ウチはね仕事以外                   の外泊は一切禁止よ。こわーいカミサンいるのよ、わかる。」
   
      「えーとても、よーく解かりますよ。お客様に心から同情しますが、                       ですが今度お飲みになっても電車間違えないでくださいね」

本心はこのようなお客様が多いとタクシーとしては、とっても有りがたいことで熱烈大歓迎といったところでございます。




                          

                  


 ※ブログのほうも夏用にテンプレートを衣替えいたしました。
                 


                  この記事は2008.01にアップしたものを一部修正


                  したものです。

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  • Posted by takachan  at 11:00Comments(10)

    2011年05月12日

    番外編/ギャラは一週間で120万円 (その2)

     横浜そごうの オープニングセールは毎日が戦場のような忙しさでした。
    それに加えて九州の明太子会社の社長が「横浜そごう」の
    開店祝いに、ご祝儀を持って駆けつけてくれたのです。
    私の立場はこの会社の下請けのようなものですから遠路来て
    くれました社長さん達を夜のご接待をいたしました。
    この時社長が

      「とにかく凄い売上げですね〃
        これからも会社を挙げてバックアップいたしますから
        貴方の事業を発展させて下さい」

     このような激励を頂戴したのです。

                                  

     昼も夜も忙しく、この一週間の間に飲み会を三回もこなし
    毎晩ビジネスホテルに宿泊するしまつでした。
     結局、一週間の売上げが731万円の記録が出たのです。

     しかしなんです。オープニングセールということで販売
    価格を極端に低くしたのと、工場から応援に来てくれた人たちの
    人件費や新幹線代、飲み代、宿泊費などの諸経費が大幅に増えたので、
    このセールの純利益はタッタの14万円ほどにしかなりませんでした。

                                               (横浜そごう)
         
     今までの販売からいたしますと余りにも少なく終わったあとには
    ガックリときて、どっと疲れが出てまいりました。




     やがて気を取り直し

      「ヨシ、次の仕事の東急東横のれん街で
                         頑張るぞ〃」
     
     ここは、いつも安定した売上げで一週間で250万円の売上げ
    純利益で100万円は固いのです。

    私がやっています小売部門もこれまでの取引デパート
    に加え、その系列の支店やローカルデパートなどが入り販路が
    拡大していき販売スケジュールは立て込んできたのです。


     しかし売上げで考えますと「東急東横のれん街」「横浜そご
    う」「八王子そごう」以外は苦戦だったのでした。
    でも、この三店のドル箱店があったからこそその後も安定した
    商売の継続が出来たのです。

     そんな時、ふと思ったのです。
    過去に私は多額な資金を投入して輸入菓子の会社を起こし
    失敗した経験から、今のこの仕事に対しお金を使わずこの様な
    販売方法もあるのだなぁーと、しみじみと思ったものでした。

     そして何年か後にやってきたバブル崩壊、これを境にデパート
    催事の売り上げが急速に落ち込んでいったのです。
    これがきっかけで低価格商材の

       「大判焼き」

    へと移行していって地方のスーパーへの巡回販売となり
    今に繋がっています。

                    -おわりー


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  • Posted by takachan  at 10:21Comments(11)

    2011年05月03日

    番外編/ギャラは一週間で120万円 (その1)

     今から20年以上前に遡ります。私の人生で絶頂期だったのはガソリン
    スタンドを経営していた時でした。約15年つづけまして売上げも好調で
    相当な蓄えもできた頃でした。今考えますと欲の皮がはったのでしょう
    スタンドを人手に譲り新たな商売をと思い蓄えを元に
    輸入菓子の販売会社を起こしたのです。
     しかし、この会社をなんと3年あまりで潰してしまったのです。
    そして生活のために都内でタクシーの運転手をして一年ほどしていました。

    そして、ここからが番外編の始まりなのです。

     忘れもいたしません。その当時のある日、東京駅の八重洲口のタクシー
    乗り場に付けていたのです。順番がまわり乗ってきた人は旅行鞄を持った
    40くらいの九州弁の男性でした。10分ほどの歌舞伎座裏までとのことてし
    た。このお客様との出会いが現在の商売につながったのです。
    ほんの短い時間のタクシー車内の会話でした。

     聞けば、この九州弁の人は福岡にある辛子明太子メーカーの人で新たに
    首都圏進出のため東京営業所を開設するために赴任してきたと申したので
    す。なにか、この人との会話は妙に波長が合ったのを記憶しています。

     降りる間際に

       「商品も出します、販売先も提供します、
                 一度お話いたしませんか」

    タクシーから降りる時、そういって名刺を渡されたのです。

     そこで休日を利用して辛子明太子の東京営業所を訪れました。
    名刺をくれた人と再会したのです。この人が営業所長でした。私の経歴を
    話しますと

     「ほんとにタイミングがいいですね、これもご縁ですばい。デパートにおられた
      んですね。私とこも卸の他にデパート販売もやろうとしてます」

    話がトントン拍子に進んで参りました。それは私もデパートの取引業務などを
    理解していたこともあったのかも知れません。

        「とても興味がありますので是非お願いいたします〃」
     
    そして私はこの会社と販売契約を結んだのです。

    そこでタクシーを辞めこの業界でのデビューをいたしました。
    当初は月一回のペースで渋谷にある東急東横のれん街で一週間の
    催事コーナーでの開催でした。一週間で200万円以上の売り上げで
    純利益は100万円前後と好調なスタートでした。

                      

     そして半年あまり過ぎた1985年9月、
    横浜駅東口から通じる地下ショッピングロードには
    「そごう」のオープニングを待つお客様が長い列をつくっておりました。

     先夜から九州の工場から応援に来てくれた人と打ち合わせと顔合わせ
    を兼ねた飲み会をやったのです。
     私、そごうの近くのビジネスホテルに泊まり、この日の朝を迎えたの
    です。
     新規オープンはとても緊張いたしましたし気持ちも新鮮な気分てす。
    地下正面入り口の真向いの一等地が私たちの販売場所でした。
     開店と同時にドト−つとお客様が店内になだれこんでまいりました。
    これを見て胸の高鳴りを感じたてのです。
     明太子の売り場には黒山の人だかりです。2スペースのケースを5人で
    販売したのですが、まぁーとにかく売れるのです。手を休める時もあり
    ません。応援の人は冷蔵庫から台車で明太子を次々と補充いたします。
    お昼も交代で、立ち食いそばをすすり、すぐ売り場に戻るしまつでした。

     お金がレジスターに入らなくなると下の台に保管するほどだったんで
    す。忙しく忙しく、あっという間の一日でした。
     そして閉店を迎え、お金の集計をいたしました。この日の売上げは
    147万円もあったのです。

     あまりの疲れに昨夜のビジネスホテルに泊まり、生ビールをキュー
    と飲み干した時は格別でした。
    この分だと一週間の販売予算600万円はは楽にクリァーしそうです。

     こう思うと興奮してナカナカ寝つけなかったのでした。

                    (次号につづく)


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  • Posted by takachan  at 15:00Comments(8)