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Posted by たまりば運営事務局  at 

2015年07月04日

「タクシー時代の一番辛かった事」

今、ふとタクシー時代のことを振り返っています。
そして何が一番辛かったのかを思い出しました。
二つありました。一つはお客様を乗せている最中、トイレに行きたく
なったこと。生理現象でこれを我慢することってとても大変でした。
時には額に脂汗をかき耐えなければなりません。
二つ目は今回のテーマの中に出てくる「深夜の客待ち」でした。
疲れ切った体で、いつ来るか分からないお客様をジイッと待つ
2時間、3時間の辛さ・・・・。


 
立川駅の中央線の終電は午前1時19分です。
それまでの時間帯は電車が着くとタクシーに乗るお客様が多く回転率
が良く待機時間も短くお客様をお乗せ出来るのです。
そして終電の時間を迎えますとお客様の行き先によって、その日の
売り上げに大きな差が出てまいります。
それは1メーターのお客様から1~2万円の長距離の人までいて正に運
次第ということになります。
例えでいいますと「丁か半」の気分です。
タクシー運転手にとって一日の勝負がこの終電客なのです。
たとえば終電で運悪く1メーターのお客様は近いところですので
急いで駅に戻れば再び終電客を乗せることができますが、再び
1メーターのお客様にあたったらもうアウト!
それからというのはもう終電客はいませんので長い客待ち時間と
なってしまいます。
タクシーの基本的勤務時間は午前8時から翌午前2時までで、その後
の2時間は任意の残業となっています。
ですから気の早い運転手は

「じゃー、さよならね。坊主を引かないようにね」
坊主とは業界の隠語で1メーターのお客様のことです。




しかし午前2時ごろになりますと再び小さな山があるのです。
それは飲食店が閉店して、その従業員がタクシー利用で帰宅する
人が若干いるのです。仕事帰宅ですので長距離はありませんが
年に何度かは閉店時まで飲んでた酔客が乗ることがあり
私もこの時間帯に青梅、川越、浦和そして時には都内などが出た
ことがありますが年に何回かの確率でとても低いのですが自分の
かっての長距離客を夢に抱きながらの客待ちなのです。

「夢よ夢よもう一度・・・・」



そして、この2時代を過ぎますと魔の時間帯となり客足はピタリと
止まり疲れた体の状態でいつくるか分からないお客様をジイーッと
眠気と戦いながら待つのです。
駅の周りは人ひとりいません。駅ビルは黒い巨大な塊に見えます。
3時を過ぎる頃には体力と精神力がもう限界となり根性だけで
ジイーツと待っているのです。そうこうしてますと夏場ですと
東の空がうっすらと明るくなってきます。
最悪の時には待って待っていたにもかかわらずお客様を乗せる
ことが出来ずついに勤務時間切れとなりまして重い心で駅を
あとにして車庫へと向かって帰ります。
車庫には早番勤務の運転手が出勤してました。

    「今日はどうでした」

「坊主も引けず、ブタでしたよ」
ブタとはお客様を乗せられなかった残念の気持ち。
なにごとも、いい日、悪い日、普通の日、そう自分の心に
言い聞かせ家にかえるのです。

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私の一番お気に入りのテーマ

雨の夜、傘もささずに道端で手を上げた若くて可愛い美女。
  ロングコースで眠った彼女、目的地に着いても起きない・・・
   さあ~どうしましょう。
女性の体を触って起こすのはタクシー運転手の禁じ手
   悪戦苦闘のこの私。


※眠れる美女(その1)
http://tachikawa.tamaliver.jp/e46563.html

※眠れる美女(その2)
http://tachikawa.tamaliver.jp/e46997.html



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  • Posted by takachan  at 11:25Comments(2)