2016年04月22日
振込みしないサギ師
先日、我が家にタクシー時代の友人Mさんが相談に来ました。
彼は今、府中でタクシー運転手をやっています。
相談の内容は今年の2月の昼過ぎ北府中から乗った客で川崎経由で渋谷までとのロングの客でした。
やがて到着地の渋谷区神山町に着くと
「運転手さん、ここ実家だからお金とってくる」
そう云って降りたのです。
この辺は高級住宅地らしく立派な邸宅が立ち並んでいたそうです。彼は門のチャイムのボタンを何回も押していましたが、誰も出てくる様子はありません。ちょつといやな予感がしたそうです。客がタクシーに戻るなり
「親が留守のようなので住所と名前と電話番号をメモに書いておいてきます。お金は明日必ず支払いますので振込み先を教えてください」
仕方がないのでメモを貰いタクシーを降りていきました。
しかし何日たってもお金が振り込まれず二ヶ月たって私に相談にきたのです。
そこで私はMさんの要望で私が督促状をつくり念のため配達証明郵便でメモに書かれた住所へ郵便局から送ったのです。
それから10日ほどたちましたが配達をした証明郵便が来ないのです。そこでパソコンから配達証明郵便の追跡調査をしたところ発送した翌日に渋谷郵便局に着き、その日配達に行ったが留守で同局に保管されていると表示されてました。
しかし配達先の状況が分からないので渋谷局へ電話したところ
「配達した人にその詳細を聞いてご連絡します」

との返答でした。
1時間ほどで電話があり
「配達に行きましたが、その家は現在空き家になっていて局のほうに移転届けが出ていませんので、配達は不能ですのでそちらに返送いたします」
結局、客の書いた住所はかっては実家だったようですが何らかの事情で住人の行方が分からなかったのです。
手をかけた割に「家がもぬけのから」ではもうこれ以上この料金を回収する手段はありません。まずは残念でした。
☆お詫び
読者の方からのご指摘で写真に住所が掲載されるのはまずいのではとの事住所の一部を削除して掲載いたしました。申し訳ございません。
発行者 takachan
加しています


☆ご協力ありがとうございます
Posted by takachan
at 09:44
│Comments(5)
写真に住所を全部のせたのは、まずかったので一部を削除いたしました。
その後、郵便局とある人にこの住所の状況確認をしてもらったところ、乗り逃げした客の父親が判明して昨日その父親から私に電話があり息子だそうです。父親が変わって支払いの意志を云いました。
その際、告訴だけはしないでくださいといわれ督促状は送り返されているので本人は内容が分からないのになぜ告訴をいったのか不思議です。
某大学のサークルも、飲み会をドタキャンして、ネットでさらされてキャンセル料を払ったそうですし、世の中、常識のナイ人が増えてますね。
再度の渋谷郵便局の調査でこの番地に本人がかって住んでいたことが確認されました。
そして今日22日、ある調査で本人の父親が分かり当方に電話があり父親が支払い意志の確認ができました。
ご不愉快をおかけしてすみませんでした。
実は昨日、渋谷郵便局の集配から電話がありまして半年ほど前まではメモに書いてある姓の人が住んでいたところまではわかったのです。
推測ですが未払いの客はこの家の息子かとも思います。
メモを掲載したことは検討して場合によっては削除いたします。
料金を踏み倒されて腹立たしいお気持ちは分かりますが、インターネットにメモを晒すのは、まずいのではないでしょうか?