2017年04月26日
もしミサイルが飛んできたら…… 覚えておきたい3つのこと
万が一の時ですがその時、私たちはどう行動すれば良いのか。
朝鮮人民軍創建記念日の25日は火力訓練が行われた程度で済み一応、安心をしています。しかし、まだ問題解決には至らずこれからも緊張状態がつづくと考えられます。
そこで政府がまとめた、弾道ミサイル落下時の避難方法が注目されています。
「国民の高い関心」(菅義偉官房長官)を受け、内閣官房「国民保護ポータルサイト」で、4月21日に公表されました。
仮に北朝鮮からミサイルが発射された場合、「極めて短時間」で落下する恐れがあり、その際は「Jアラート」によって、サイレンやテレビ、メールなどを通じて周知されます。
そのとき、私たちはどう行動すれば良いのか。BuzzFeed Newsでは、3つのポイントにまとめました。

1. 頑丈な建物か地下街に逃げる
ミサイルが着弾したときの破片や爆風がに、できるかぎり頑丈な建物や、地下鉄の駅・地下街に避難しましょう。
もしも木造の家にいるときはすぐに避難するか、それができない場合は、窓のない部屋に行くようにしましょう。
どんな建物でも、爆風で割れたガラスで被害を受けないよう、できるかぎり窓から離れることが大切です。
2. 地面にふせて頭を守る
まわりに建物がない場合は、物陰に身を隠すか、地面にふせて頭を守るようにしましょう。
また、車に乗っている時は燃料に引火する恐れがあるため、どこかに止めて避難をするか、近くに避難場所がない場合は、地面にふせて頭を守りましょう。
高速道路など外に出られない場合は、安全な場所に停止し、車内で姿勢を低くしましょう。
3. 口と鼻をふさぐ
もしも近くにミサイルが落ちたとき。
化学物質などが使われている可能性があるため、屋外にいる時は、口と鼻をハンカチなどで覆って、すぐに密閉性の高い部屋や、風上に避難しましょう。
もし屋内にいる場合は、まず換気扇を止め、窓を閉めましょう。目張りをして、室内を密閉することが大切です。
その後は行政の指示を待ち、落ち着いて行動するようにしましょう。
国民保護ポータルサイトで公開されている「武力攻撃やテロなどから身を守るために」というパンフレットには、武力攻撃を受けたときのより詳細な対応方法がまとめられています。
☆内閣官房国民保護ポータルサイト
http://www.kokuminhogo.go.jp/
◎この記事は皆さんに、けっして不安を煽るために発行したものではなく、現在緊張状態にある北朝鮮の動向で何が起きるか分かりません。絶対にあってはならないことを祈るのは武力行動を防ぐことです。しかし万が一のことを考えて「内閣官房」が公表したものをお伝えすることが目的です。
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