2016年04月28日
シングルマザーの奮闘
24日行われました衆院補選、注目の北海道5区の結果は僅差で破れはしましたが野党共闘の候補者、池田まきさんが奮闘し市民団体の活躍など今までには見られない選挙でした。
それは政党色を出さない市民団体主導の選挙だったからです。
まずは候補者だった池田まきさんのプロヒールをご紹介します。
池田さんはかっては東京・板橋区役所の福祉関係の部署に勤務したのち北海道に移り住み二人の息子を育てながら福祉の仕事と資格の勉強と3つのことを同時進行の生活を送り7つの福祉関係の資格をとり北海道の社会福祉協議会のコーディネーターを勤めるかたわら市民運動を行ってきました。

そして今回の候補者となったのです。
始めての野党共闘選挙。戦術として市民グループが前面に出て、政党がそれをバックアップするという選挙でした。
各種市民団体は安保法廃止を訴え、デモやインターネット発信で無党派層の取り込みに努力したのです。
この地区の自衛隊員と家族に、「なぜ海外で米軍と一緒に戦地に行くのか」という不安が広がり、池田陣営は「自衛隊員を戦場で殺し殺させない」とのアピール行動や、スタンディングを連日展開したのです。
選挙期間中、ある自衛隊員が妻に「池田に入れろ」といい残して、出張に赴くなどの反響がありました。

しかし市民団体の人たちはプラカード作りやデモなど一生懸命やりましたが民進党の現地責任者はもう一つ深い行動をと
「最後は声かけ、電話かけです」
と市民団体に繰り返し求めましたが選挙のプロでないシロウト集団の人々にはなかなか理解されなかったようです。
しかし共同通信の出口調査では無党派層のじつに69%が野党連合の池田候補に投票しました。
一方の自民党候補の無党派層は30%にとどまりました。
次に野党敗因の一つに無所属候補は公職選挙法により政見放送ができないこと、選挙カーも公認候補2台に対して1台で広い選挙区だけにこのハンディーも大きかったと云ってます。
しかし始めての野党共闘は与党に僅差まで追いついたことは今回の経験を基に戦術を成熟させた選挙選を行えば夏の参院選勝利にきっと繋がると私は思っています。
当選 自民候補者 13万5842票
野党候補者 12万3517票
☆読者のみなさまへ
先号「振込みしないサギ師」の件、私があるルートを使いまして本人の所在確認をしましたところ父親の所在と電話番号が分かり父親に電話したところ、本人は現在病気で入院中とのこと。かわって父親がタクシー代を振り込むことを約束し25日、振込み確認ができました。
参加しています


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