タクシー会社のフランチャイズ化

takachan

2015年09月11日 09:52


最近東京都内のタクシー会社である異変が起きています。
それは都内の中小タクシー会社が乗務員不足に陥り
人材募集をしても人が集まらず会社が保有するタクシー
の40%~45%が稼動できず慢性的な赤字経営が続き
廃業か身売りなどを検討する瀬戸際にきている会社が
増えているのです。



 一方、大手会社の日本交通と国際自動車(Km)は積極的
に中小会社を買収したり業務提携したりする方法で、ここ
1年間で大手2社で約2000台のタクシーがその傘下に入って
いるのが現状なのです。
その中でも日本交通では従来にはなかったタクシーの
フランチャイズ方式の経営を積極的に進めており経営
ノウハウから社員教育、無線配車の利用、そしてタクシー
の塗装やマークまで日本交通のものと統一し、そのかわり中小
会社の経営者からはロイヤリティ(経営指導料、無線使用料、
チケット使用料、商標使用料など)を徴収するといったもので、
これが現在、効率よく行われているようです。



日本交通では近年、特にIT関連機材に力を入れ開発したのが
タクシー配車アプリで、これは従来の無線配車と違い無線
オペレーターを通さず顧客のスマホからダイレクトにタクシー
のGPSナビへアクセスできるもので時間的短縮の効果が顧客に
好評を得ています。

また乗務員向けに顧客いるゾーンを示すゾーンナビゲーション
を搭載し乗務員の売り上げ増加のバックアップ等を行っていて
これは乗務員にとても好評を得ています。

これからのタクシーのあり方の一つかとも思うのです。







       日本交通カラーにしたフランチャイズタクシー    





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