心が悲しいとき
皆さまこんにちは。
病院の送迎バスの運転をしていたころの話しです。
以前にも申しましたが私の担当は人工透析を
うける患者さんの送り迎えなのです。
ここで人工透析を簡単にご説明いたしますと腎臓の働き
がなくなると体内の余分な水分がオシッコとして出なくなり
ます。そこで患者さんの血管から太い注射針2本を使い
透析装置に送り込み水分や毒素を取り除くことなのです。
これを2日に1回やりませんと生命の維持が出来ないの
です。時間も数時間もかかるのです。
また糖尿病の人も多く目が不自由だったり足が切断され
た方もいます。
私はこのような患者さんのお家までお伺いいたします。
3年もご一緒していますと自然と情や親しみを感じるよう
になって患者さんの病の辛さ、苦しみなどの会話も多くな
っています。
そんな時、一番つらいのが年に何人かの患者さんとの
お別れです。今年も何人かが旅立たれその都度、親しい
人を失った悲しい気持ちになっちゃうのです。
そして今では私の心が落ち込んでいくのが分かるのです。
参加しています
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