ヨイショ、こらしょ

takachan

2008年09月05日 09:11

 ここのところナイト乗務が続きました。このナイトは夕方からの出勤で勤務時間の割には売上がいいのです。ですので個人タクシーの方がこのパターンでやっている方もいるようです。
 この夜は時おり雨が激しくなったりしていました。無線配車で呼ばれた立川駅北口のミニクラブで、お乗りになったのが恰幅のよい老紳士と35歳ぐらいのサラリーマン風のちょつとキザッぽい男性でした。
   「いゃー会長、今夜のブランディー最高でしたよ」
     「そうかい。ワッハッハー」
   「あのー会長、さっきのママの目つきは、ただならぬものでございましたよ」 
       「そう見えたか」
   「はい、私はそう感じました。絶対ですよ会長ホッホッホッー」
      「そうか、わしもそう思って今夜も来たんだが・・。ところで君は酒はなにが好みかね」
           
            「はい、会長とご一緒でございます」
      「わしはブランディーだな、香りがたまらんねぇー」
   「そうなんですよ、香りですよねぇー。会長のお好みとご一緒ですね、ホッホッホー」
    
    
      「好みが一緒だねぇー。だが君、女の好みまでオレと同じだと困るわなー」 
   「とんでもございません、会長、もし機会がございましたらその時はオサガリをこのワタクシに・・・・ホッホッホッー」

                             
目的地に着きました。ドア−を開けましたら、この方会長さんにサ−ッと傘を差し出したのでございます。


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