市場原理主義

takachan

2008年07月27日 13:15

 家の近くでのお話なんです。
住宅がまばらな都道ぞいに中堅コンビニがありまして、けっこう繁盛しておりました。
このお店は数年前までは酒屋さんだったのですがコンビニ経営に転換いたしたのです。
 笑顔をたやさない年配のご主人が私たちを温かく迎えてくれるので私も時々利用し
ておりました。24時間営業で強盗に入られこともあるので

  「いろいろ大変ですよねー」          
 ご主人はにこやかに
     「いつも気の休まる時がないんですよ」

 ところがです。このコンビニのすぐ隣に最大手のコンビニが大きな駐車場を添えて
オープンしたのです。それから暫くして笑顔のご主人のコンビニが閉店してしまった
のです。この光景を見てとても複雑で寂しい気持ちになりました。

 そして小泉内閣時代の竹中平蔵経済財政大臣の「市場原理主義」が頭に浮かんできたのです。
 これは自由経済がその主体です。それ事態は戦後の復興期からの経済発展に大きく寄与したものでけっこうなのですが
今の時代には節度が必要になってまいります。極論を申しますと力の強い者が勝ち、弱
い者が負けてしまうのです。資本主義の原則のようです。

 笑顔の年配のご主人のことがとても気がかりでなりません。


 
 
竹中平蔵元大臣
                                                          


 

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