あの夜のこと

takachan

2011年02月24日 16:00

 昨晩から只一人の孫(小3の男の子)が我が家に泊まりに
きています。

   「ただいま~」  

        

とても元気よく帰ってきたので喜びました。

   「じぃーさん、明日から学級閉鎖だってさ!」  
                               
聞けばクラスの児童7人ほどがインフルエンザにかかったそうです。

 その夜の晩酌中にふと何年か前の夜のことが頭に浮かんでまいり
ました。それは丁度、今頃の季節の夜更けのことでした。
タクシー乗務で高松町に無線配車になったのです。乗ってきたのが
小学生の女の子とその母親のようて゜行き先は錦町の緊急外来で
した。途中、女の子は可愛そうに咳きの連続でした。

           
 この親子を病院で降ろし立川駅北口からキャリアウーマン風の女性
を武蔵村山までお送りしたのです。
ところが何故か都民ハイムあたりを過ぎたころ私の体調がおかしくなった
のです。頭が重くなり急に寒気がしてきたのです。ちょつと不安になりましたが
気をはってハンドルを握っていたのです。
やがて新青梅街道を過ぎたころ客席から

   「ゴホン、ゴホン」

と咳が聞こえてまいりました。

そしてこの夜、私は38度の熱が出てしまったのでした。

         
この話を後日、先輩の坂田乗務員に話しますと

 「風邪とかインフルらしいお客を乗せてヤバイとおもったら空車に
  なったら窓全部開けて空気入れ替えるんだよ!
  そしてな、お茶かなんかでとりあえずウガイ、ウガイよ!」

今でも坂田先輩のアドバイスを忘れません。

 
   



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