2009年09月15日
Km問題の裏側
今回の東京大手タクシー会社「Km」マークの国際自動車は国交省
関東運輸局から事業許可取り消しの行政処分を受けたことには
正直なところ驚いているところです。
いままでの役所と業界の経緯から、まさか取り消しではなく期間限定
の処分と思っていたのです。
これは正にタクシー事業者に対する警鐘かもしれません。
そして一番心配したのは1450名の乗務員の方々の行方でありましたがグループ各社への転配とのことですが、この不況下で収入面が心配
になります。
いつも私が申しておりますがタクシーは公共交通機関の一員という
認識なのです。これは、すべてにおいて「安全」が最優先するべき
ところkmでは日常的に乗務員の超過勤務を規定を超えてやらせていた悪質性が今回問われたと考えるのです。(道路運送法違反)
過労運転による大事故が時々起きております。
国土交通省はタクシー事業者に
「利用者が誰でも、いつでも何処でも安心して乗れるサービスの質を
一定水準に維持する社会的責任」
を求めているのです。従いまして営業収入と法令遵守は車の両輪で
あると痛感いたしております。労務管理が徹底している事業所では
デジタルタコメータできっちりと乗務時間などを管理しています。
km事件で感じたことは監督官庁であります国交省はタクシー業界に対し強い監視体制をひいていると考えます。その一つの現れが
国交省ホットラインです。→http://www.mlit.go.jp/hotline/index.html
このラインでは乗客からの苦情や乗務員からの会社の違法行為の
通報が出来るシステムです。
私の推測ですがkm事件の表面化は、もしかしたらこのラインを
活用した乗務員からの内部告発だったかもしれませんね。
参加しています
立川情報をクリックして頂けると嬉しいです!
関東運輸局から事業許可取り消しの行政処分を受けたことには
正直なところ驚いているところです。
いままでの役所と業界の経緯から、まさか取り消しではなく期間限定
の処分と思っていたのです。
これは正にタクシー事業者に対する警鐘かもしれません。
そして一番心配したのは1450名の乗務員の方々の行方でありましたがグループ各社への転配とのことですが、この不況下で収入面が心配
になります。
いつも私が申しておりますがタクシーは公共交通機関の一員という
認識なのです。これは、すべてにおいて「安全」が最優先するべき
ところkmでは日常的に乗務員の超過勤務を規定を超えてやらせていた悪質性が今回問われたと考えるのです。(道路運送法違反)
過労運転による大事故が時々起きております。
国土交通省はタクシー事業者に
「利用者が誰でも、いつでも何処でも安心して乗れるサービスの質を
一定水準に維持する社会的責任」
を求めているのです。従いまして営業収入と法令遵守は車の両輪で
あると痛感いたしております。労務管理が徹底している事業所では
デジタルタコメータできっちりと乗務時間などを管理しています。
km事件で感じたことは監督官庁であります国交省はタクシー業界に対し強い監視体制をひいていると考えます。その一つの現れが
国交省ホットラインです。→http://www.mlit.go.jp/hotline/index.html
このラインでは乗客からの苦情や乗務員からの会社の違法行為の
通報が出来るシステムです。
私の推測ですがkm事件の表面化は、もしかしたらこのラインを
活用した乗務員からの内部告発だったかもしれませんね。
参加しています
立川情報をクリックして頂けると嬉しいです!
Posted by takachan
at 09:57
│Comments(6)
ご愛読、そしてとても貴重なご意見を頂戴いたしまして嬉しい気持ちでイッパイです。タクシー業界の税制面のお尋ねですが公共交通機関として運賃の許認可制です。これを簡潔に申し上げますと経営が成り立つ収入ということになります。次に雇用対策での公的補助金の一つに高齢者雇用補助金などがございます。私の考えとしては今日までこの業界が国に頼り過ぎた感がございます。
そのへんの問題について先般タクシーサイト社にて
「タクシー業界と行政」
に私の考え方を発表いたしておりますので参考までにご案内いたします。
http://www.taxisite.com/clm/column/209.aspx
ハルムートさん、これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
いつもお疲れさまです。
都心で頻繁にタクシーを利用しているので、興味深く拝読しています。
「公共交通機関」という位置づけであれば、それに見合った予算は受けているのでしょうか?
タクシーの運転手さんたちの過酷なお仕事ぶりに触れるにつけ、公共性を高めるにはその方向での戦略と税制面での援助等、処罰だけでない公的機関の関与が必要に思うのですが。
私は都心でのマイカー運転を規制してほしいと思っていて、公共交通機関のようなかたちでタクシーの多様な活用方法が広まらないかな?と常々考えています。
そういうビジョンや戦略があまりなさそう・・・少なくとも実を結んでいない現状は、大手を中心とするタクシー業界の古い体質なのでしょうか。
はじめてのコメントで長々と生意気書いてすみません・・・
いつも応援しています!
もう秋なんですねkantiさん。
公共交通機関は利用者から料金をいただいて、「命」を運ぶのが役割です。
なにはさておき「安全」が最優先なのです。
あるタクシー事業所では法令に定められた始業点検をやらず点検表に、メクラのチェックをしています。もしブレーキに異常があったらとゾォ-といたします。運行管理者も知ってて知らぬふり
この問題をきっかけにタクシー事業者はきっちりと法令遵守に徹するべきですが・・・・・。
さて現実は?
とても危険なことですね。
自分の働いているガス業界もようやく
重い腰を上げたところです。
しかし、まだまだ利益が優先になっている気がします・・・・
パフォーマンスもあるのかなと‥‥