たまりば

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2012年10月07日

ある現役乗務員からの告白・ PART5

夜の蝶・表の顔と裏の顔

今回は皆様から多くのアクセスを頂戴しています国際自動車の現職
乗務員さんからの「告白シリーズ」第5弾です。
この乗務員さんのお人柄はとても真面目で温厚な方なのです。

タクシーの仕事は一乗務で20~40組くらいのお客様をお乗せします。
老若男女・仕事も地位も様々。
そしてお客様の喜怒哀楽。
まるで人生の縮図を見ているかのよう。
大半のお客様は礼儀正しくマナーもよく、いろんな話題を聞かせて
もらい楽しく仕事が出来るのですがごくごく一部、ここまで人格が変わるか!?
というような方がいます。
いくつかエピソードとしてご紹介します。

                   ある現役乗務員からの告白・ PART5

 夕方、日が暮れる時間帯になると帰宅・会社に帰る人・アフター5をエンジョイ
する人などで道は混雑します。
この時間帯になると「夜の蝶」と言われる綺麗な女性のお客様をお乗せ
することがあります。

私: こんばんは

香水の匂いがほんわかしている。
お客: 銀座博品館までねッ!

私: かしこまりました

お客: 急いでいるから速く行ってちょうだい。

 言葉使いこそ丁寧なものの命令口調!声も図太い。
言われたまま空いている車線をなるべく走る。
信号が赤になり停車。

お客: チッ!

舌打ちされた
とても陰険な空気が漂っている。
信号赤でこれだから黄色で停車したら首を絞められそうだ。

後ろで何やらゴソゴソ・・・
携帯電話で誰かと話し出した

「もしもし~ワタシよ・・・・」

 さっきまでの図太い声とは違い子猫のような可愛い声。
常連のお客様と同伴の約束を取り付けているようだ。


 私も明けや公休の日にたま~に夜の街に繰り出し一杯・・・
やる時もあるがこういう一面を見ると怖いな~なんて
思うことがあります。


ある現役乗務員からの告白・ PART5

 タクシーの仕事はいろんなご職業の方と接します。
中にはテレビに出てくる有名人もいます。
タクシーを始めた当初は雲の上の人!というような方と
車内で同じ空気を吸っている!
と思うとドキドキものでしたが・・・。
皆さん、大半の方は礼儀正しくマナーもいいです。

 
 次回はテレビなどにでるあの有名人の凄いお話へと繋がって
まいります。どうぞご期待ください。



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  • Posted by takachan  at 10:53 │Comments(6)

    この記事へのコメント
    こんにちは、nakoさん。
    ほんとにタクシーにはいろいろとありますね。
    今回は都会の夜の蝶がテーマでしたが地方には地方なりの難しさを感じました。地域性が狭いといっても
    「俺の家へ行って」
    とても困ったもので同情いたします。
    文句の一つも言えないのが辛いとこですね。
    寒さに向かいますのでお体にきおつけてお仕事なさってください。
    Posted by takachan at 2012年10月16日 08:11
    こんにちわtakachanさん

    田舎でタクシーをやっていると閉口するのは「オレん家に行ってくれ」と言われることです。

    「どちら様でしょうか」と聞こうものなら「なんだとオレは〇〇町の〇〇だぞ。そんなことも知らないでタクシーやってるのか」となります。

    東京では考えられないことでしょうね。「お前のことなんか知らないよ」と怒鳴りつけたいところですが「勉強不足で申し訳ありません」と平身低頭しています。タクシーがイヤになる時です。
    Posted by nako at 2012年10月15日 23:21
    おはようございます、kantさん。
    今日の東京は爽やかな秋晴れです。

    タクシーという個室みたいな空間がさまざまなシーンを映し出すのかもしれませんね。お客様のわがままがでたりして・・・。
    いずれにしても乗せてみせて始めてその人なりが分かるのがチョツト難しいところです。
    健康のお気づかいありがとうございます。
    Posted by takachan at 2012年10月08日 07:18
    タクシーには様々な人が乗りますね。
    まさにドラマですね。

    見た目は普通の人がものすごいクレーマーだったり
    偉そうな態度の人だったり。

    それすらも楽しめるくらいにならないと続けていくのは大変でしょうね。

    だんだんと寒くなってきました。
    お互い体調には気をつけましょう。
    Posted by kanti at 2012年10月08日 06:17
    koyuriさん、こんばんは。
    今宵はちょつと酔いしれてのコメントで失礼いたします。

    私の若いころ銀座のSan-aiという婦人衣料の店に勤めていました。
    そこの上司の課長が普段は温厚な人なのですが酒が入るとまったく別人になっちゃうのです。その姿は恐ろしいほどでした。
    若い僕はとっても感受性が強かったので今でも覚えています。
    Posted by takachan at 2012年10月07日 18:53
    表裏の差が、どんでもなく大きい人って存在しますよね。

    そういう人達を見ていると、人間不信になりますね。
    Posted by koyuri at 2012年10月07日 17:44
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