2016年08月05日
日曜日はダメよ・真夜中の女神
夏本番を迎えて暑い日がつづいていますが皆様お元気ですか。
今回はタクシーの思い出話がテーマです。
その日の日曜日は仏滅でした。タクシーは日曜は暇なのです。
この日は結婚式やお葬式そしてスポーツ大会もありませんでした。
一人のお客様をお乗せするのに一時間以上も待つのです。従って売上もあがりません。
こんな時、ふっと頭に浮かぶのがタクシーは運に左右されると云う事なのです。
今回はこの「運」がテーマのお話です。
「まあーヒマだねー。今日は3万円は無理かもね」
こんな弱気な会話を皆でしておりました。
時だけがすぎやがて中央線の終電の時間、午前1時20分になりました。
前のタクシーは終電のお客様をお乗せして次々と発車していき、
それが終わると人影がなくなり再び静まりかえった雰囲気になりました。
昼間の大勢の人々の賑わいはウソのような時間帯です。
冷たい風が吹いていて心まで冷え切りそうです。
私の順番は9番目のところでした。もうお客様の姿はありません。
したがいましてタクシーの動きはまったくなり、時々タクシープールのタクシーが待機をやめ一台一台と帰っていきプールは歯の抜けた状態になっちゃいました。
そして前の車が同僚のY さんでしたが
「今日は諦めて帰りますから・・・・・」
そう云って待機の列から抜けて帰っていったのです。
午前2時頃になりますと飲食関係の人がチラホラと乗って行き、やっと私が先頭になったのです。
しかし待つこと30分ほど、静まりかぇつた中で突然駅の階段からドヤドヤと4人の女性の酔客が乗り込んでまいりました。
お乗りいただくと国立~東村山~東大和そして箱根ヶ崎の巡回で送りする大変ありがたいコースでした。
そして酔客の女性たちで車内がにぎやかになって私の眠気もすっ飛んでしまいました。この女性たちの話はけっこうHな話で盛り上がり私も一緒に楽しんじゃいました。若い女性の明るいH話は嫌味がなくてカラットしていいものですね。
結局このグループさんの料金は1万円ちょつとになったのです。最後にヤッターと云う気分でした。
この日は、〆て42000円でした。もしYさんが抜けていなければYさんがお乗せしたいた訳ですよね。
久しぶりに真夜中の女神の登場でした。
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