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Posted by たまりば運営事務局  at 

2014年11月24日

浮気な関係



タクシーをやる以前、デパートの催事で博多の明太子
の販売をしていた時のお話です。
そごうのテナントの水産会社の店長のお世話でした催事
代金160万円が入金になりました。
 そのお世話になったお礼にと私は水産会社店長を
亀戸のスッポン料理屋へご招待したのです。
 この夜、店長は水前寺清子風の30代の女性を連れて
来て私に紹介しました。

 「彼女は八王子そごうの惣菜売り場の店長です」

彼女はにっこり笑いぺコンと頭を下げました。
水産会社の店長はどこか加山雄三を渋くした男前で
してけっこう女性に持てるタイプです。

 食前酒とかで三人でスッポンの血で乾杯をしました。

私はこの時、辛子明太子会社が潰れてドル箱の「東横
のれん街」の仕事がなくなった事を水産会社店長に
嘆きました。すると店長は

 「心配しなくてもいいよ。のれん街には及ばないが
  そごうの仕事とってあげるよ・・・・」

この頃のそごうは破竹の勢いで首都圏に次々と新店を
出していたのです。後にこれが原因で水島経営が破綻
するのですが・・・・。

     「店長、仕事の紹介はとても有難いのですが・」

 「他に何か・・・・・・」

     「肝心要の辛子明太子です」

 「あーそうか。それならうちの会社と取引のある
   明太子メーカー紹介するよ、いままでのような
   潰れないシッカリとしたところをね」

この話がまとまって、宴も盛り上がってまいりました。

何か、体の中からあたたかいような妙なエネルギーを
感じたのです。きっと、スッポンの血が効いてきたのかも
しれません。
                           




やがて、宴も終わり料理屋を出て通りでタクシーを拾った
のです。後ろに水産店長と惣菜の女店長、私は前に乗り込み
ました。発車して間もなく錦糸町のラブホ街に来ましたら
水産会社の店長が
 
 「オ-ットここで止めて〃
             今日はアリガトね。ご馳走さん」

そう云って、女店長と二人で降りてしまいました。
そしてタクシーに一人になった私は

 「きっと、スッポンの血があの二人にも効いたんだと」


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  • Posted by takachan  at 09:31Comments(4)