2013年04月08日
タクシーの足切りとぶっ込み
タクシーはほとんどが歩合給です。そしてその給料体系の中に「足切り」という制度ありまして一部の会社ですが採用しています。そこで、まずこの「足切り」とは一般的にいいますとその日の「ノルマ」なのです。
この話を分かりやすくするため歩合率を極端な例えとします。
例えばあるタクシー会社でその日の足切り額(ノルマ額)を35000円と決めたとしましょう。
ノルマに達しない運転手の歩合給が40%となります。一方達成者は55%の歩合給となるのです。
それを例にして計算しますと次のようになります。
Aさん その日の売上 34000円×0.4= 給料 13600円 (足切り不足)
Bさん その日の売上 35000円×0.55=給料 19250円 (足切り達成)
この両者の数字でお分かりになるとおもいますがAさんBさんとでは売上が1000円しか違わないのですが給料では5650円もの差が出てきます。
そこで登場するのが会社に隠れてやる「ぶっ込み」
という裏技なのです。ノルマに1000円足りなかったAさんは自分のお金
1000円を入れ35000円にいたしますとBさんより1000円少ない18250円が
その日の給料となる訳です。
この差額がほんとうに足を切られるような痛さだというところから「足切り」の
言葉が生まれたとも云われています。
しかし、この制度には賛否両論ありまして経営者側からみますと運転手に目標を与え売上増進につながります。一方、運転手に云わせますと相当なプレッシャーになり安全運行に支障をきたすと云った意見もあるのです。さいわいなことに私の会社では、この制度はございません。
参加しています
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例えばあるタクシー会社でその日の足切り額(ノルマ額)を35000円と決めたとしましょう。
ノルマに達しない運転手の歩合給が40%となります。一方達成者は55%の歩合給となるのです。
それを例にして計算しますと次のようになります。
Aさん その日の売上 34000円×0.4= 給料 13600円 (足切り不足)
Bさん その日の売上 35000円×0.55=給料 19250円 (足切り達成)
この両者の数字でお分かりになるとおもいますがAさんBさんとでは売上が1000円しか違わないのですが給料では5650円もの差が出てきます。
そこで登場するのが会社に隠れてやる「ぶっ込み」
という裏技なのです。ノルマに1000円足りなかったAさんは自分のお金
1000円を入れ35000円にいたしますとBさんより1000円少ない18250円が
その日の給料となる訳です。
この差額がほんとうに足を切られるような痛さだというところから「足切り」の
言葉が生まれたとも云われています。
しかし、この制度には賛否両論ありまして経営者側からみますと運転手に目標を与え売上増進につながります。一方、運転手に云わせますと相当なプレッシャーになり安全運行に支障をきたすと云った意見もあるのです。さいわいなことに私の会社では、この制度はございません。
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