2012年09月05日
ある現役乗務員からの告白 PART 4
こんにちは今回はちょつと趣きを変えた「告白シリーズ第四弾」をお送りいたしましょう。
投稿は国際自動車の現職乗務員さんからです。
絶対歓迎しないお客様
ある年の蒸し暑い夏の夜・・・
ある幹線道路を空車で走っていると一人の男性が手を挙げました。
私: こんばんは
お客: 新宿通りまで
メーターを実車にし向かいました。
見た感じ私と同年代?、無精髭だ。
世間話をしつつ・・・
お客: これから彼女と会うんですよ。
私: いいですね~
お客: 彼女は色白で小さくて・・・
私: 今夜も熱帯夜ですね。
完全におのろけ話だ。
お客: 彼女はまだ20代なんです。
私: いいじゃないですか。
愛に年齢の差はないっていうし・・・
私は心の中では「この野郎!犯罪だぞ」と思いました。
お客: 彼女は男なんですよ
私: ・・・・!
蒸し暑い夜だったのに嘘のように寒い。
鳥肌が立ちました。
行き先は言われなくてもわかった。
有名な新宿2丁目だ。
お客: 男同士の恋っていいですよ。
運転手さんもどうですか?
私: いえ・・・
けっこうです。
まもなく新宿2丁目交差点だ。
ふぅ~
やっと降ろせる・・・と思ったら
お客: そこ曲がってください。
新宿2丁目交差点は何度も行き来しているが指定された場所に
行くのは初めてだ。
言われたまま曲がり小さな広場らしき場所に到着。
その光景はまるで異次元の世界!?
男同士抱き合っているシーン・・・
手をつないで仲良く歩いている男同士のカップル!
お客から料金を頂き
早くここから出なければ・・・と気ばかり焦り小銭を床に落とす始末。
なんとか拾い集め車を発進。
残念!
信号が赤になった。
ドキドキしながら信号待ちしていたら後部ドアのガラスをコンコン!
ビクッ!としながら後ろを振り向くと・・・
スーツを着たサラリーマン風。
安心してドアを開け
私: こんばんは~
お客: 中野まで
発進し向かっていると
お客: 運転手さんはいつもこの辺りを走っているんですか?
私: いえ、あまり詳しくないんですよ。
お客: ふ~ん・・・
しばらく走っていると
お客: 助手席に座っていいですか?
私: えっ!?
いや・・・
お客様はどうぞ後ろでくつろいでください。
冷たいわね・・・という顔で無言。
私はまさか?・・・と思い緊張の極致
お客: ねぇ~
私: ・・・・・・!
身を乗り出してきて
お客: チップをあげるから太もも触らせて
私: 駄目~
絶対駄目!!!
緊張で手は汗びっしょり
体は硬直。
私が体全体で拒絶反応を示したからか、それ以降中野まで
迫ってこなかったのは不幸中の幸いです(笑)
恋愛は自由ですけど私には理解不能です。
参加しています
こちらをクリックして頂けると嬉しいです!
投稿は国際自動車の現職乗務員さんからです。
絶対歓迎しないお客様
ある年の蒸し暑い夏の夜・・・
ある幹線道路を空車で走っていると一人の男性が手を挙げました。
私: こんばんは
お客: 新宿通りまで
メーターを実車にし向かいました。
見た感じ私と同年代?、無精髭だ。
世間話をしつつ・・・
お客: これから彼女と会うんですよ。
私: いいですね~
お客: 彼女は色白で小さくて・・・
私: 今夜も熱帯夜ですね。
完全におのろけ話だ。
お客: 彼女はまだ20代なんです。
私: いいじゃないですか。
愛に年齢の差はないっていうし・・・
私は心の中では「この野郎!犯罪だぞ」と思いました。
お客: 彼女は男なんですよ
私: ・・・・!
蒸し暑い夜だったのに嘘のように寒い。
鳥肌が立ちました。
行き先は言われなくてもわかった。
有名な新宿2丁目だ。
お客: 男同士の恋っていいですよ。
運転手さんもどうですか?
私: いえ・・・
けっこうです。
まもなく新宿2丁目交差点だ。
ふぅ~
やっと降ろせる・・・と思ったら
お客: そこ曲がってください。
新宿2丁目交差点は何度も行き来しているが指定された場所に
行くのは初めてだ。
言われたまま曲がり小さな広場らしき場所に到着。
その光景はまるで異次元の世界!?
男同士抱き合っているシーン・・・
手をつないで仲良く歩いている男同士のカップル!
お客から料金を頂き
早くここから出なければ・・・と気ばかり焦り小銭を床に落とす始末。
なんとか拾い集め車を発進。
残念!
信号が赤になった。
ドキドキしながら信号待ちしていたら後部ドアのガラスをコンコン!
ビクッ!としながら後ろを振り向くと・・・
スーツを着たサラリーマン風。
安心してドアを開け
私: こんばんは~
お客: 中野まで
発進し向かっていると
お客: 運転手さんはいつもこの辺りを走っているんですか?
私: いえ、あまり詳しくないんですよ。
お客: ふ~ん・・・
しばらく走っていると
お客: 助手席に座っていいですか?
私: えっ!?
いや・・・
お客様はどうぞ後ろでくつろいでください。
冷たいわね・・・という顔で無言。
私はまさか?・・・と思い緊張の極致
お客: ねぇ~
私: ・・・・・・!
身を乗り出してきて
お客: チップをあげるから太もも触らせて
私: 駄目~
絶対駄目!!!
緊張で手は汗びっしょり
体は硬直。
私が体全体で拒絶反応を示したからか、それ以降中野まで
迫ってこなかったのは不幸中の幸いです(笑)
恋愛は自由ですけど私には理解不能です。
参加しています
こちらをクリックして頂けると嬉しいです!
Posted by takachan
at 10:49
│Comments(8)
近代的な世の中になってさまざまな価値観を持つ人が多くなってきております。
同性愛主義者もその中の一部ではないのでしょうか・・・・。
私にはちょつと理解できませんけれど・・・・。
yumeko さんおっしゃるようにタクシー運転手の仕事は体力的にも精神的にもかなりハードな仕事でございます。
それだけに自己管理が大事になってまいります。
しかし真面目に乗務していればそれなりの収入が得られるのがこの仕事の魅力なのです。
コメントありがとうございます。
聞いたことはありますが、本当にいるんですね~
成長のどの段階でそうなるのかしら?
それはともかく、タクシーの運転手さんはお客様を選べなくて、命がけの大変なお仕事ですね~
私の知り合いにもタクシーの運転手がいるので、明けの日は何回もぶろぐを訪問して無事に帰っているかを確かめます。
本当は、そんな危険な仕事、辞めてもらいたい・・・
でも、他人の私がそんな無責任な事は言えないですけど・・・
無事を祈るだけです・・・、
タクシーにはホントにいろいろな方が乗ってまいります。
今回の主役の「オカマ」さんなどはその趣味のない人にとっては鳥肌が立つ思いです。
でも客商売ですので無碍にお断りも出来ないので・・・。
この手のお客様を乗せた運転手も多いようです。
トーナメントからありがとうございました。
YUKIさんのブログ素敵ですね。
トーナメントからおじゃましました。
大変な思いをしましたね、でも読んでる方はすごく面白かったです。(ごめんなさい)
いろんなお客さんがいらっしゃるでしょうね。
合わせておしゃべりするのも大変ですね。(^o^)/
新宿2丁目にはゲイの人たちの溜まり場がありましてその一角にはゲイバーなどが密集しています。
今回のようなお客様はタクシーやってますと経験する人が多いようで私も一度だけありました。
お客様だけにあまり露骨にも扱えませんしとてもいゃ~な気分でした。
そういうオーラってあるんでしょうか。
本人は、全く男に興味がナイんですけどね‥‥
タクシーの運転手さんはいろんな体験をしますね。