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Posted by たまりば運営事務局  at 

2009年11月25日

沈まぬ太陽

 山崎豊子さんの小説「沈まぬ太陽」全五巻を読みまして
とにかく凄い作品と思っておりました。
そして、この小説を映画化されると知って、はたしてこれだけの
スケールの大きな原作をどれだけ映像化出来るだろうかと
思いながら先日、映画「沈まぬ太陽」を観てまいりました。

                    

 国民航空という巨大組織の労組委員長、恩地 元を中心に
労組問題、社員の出世欲や経営陣それを取り巻く政治の世界や監督官庁など
など表には表れない凄いドロドロとした人間関係を原作同様に
表現していたのは見事でした。
 そして御巣鷹山の墜落事故のシーンにはとても心が痛みました。
航空会社の利益優先より安全最優先であったならばと残念な
気持ちでいっぱいだったのです。

 その後、年月が経過し現在、国民航空じゃなくって日本航空は
経営危機に陥っております。先月には社長自らが有楽町の街頭に
ハッピ姿で営業パンフレットを配布している姿には哀れみと同情を感じたのです。


                   
                       (営業活動中の日本航空社長さん)

政府は日本航空に対して再建のための資金の提供を
いたします。

やっぱり、この航空会社は「沈まぬ太陽」なのでしょうか・・・

この映画のランディングに

  この映画があらゆる交通機関の
    「安全・安心」促進の一助になることを願います。
                       
                        沈まぬ太陽・製作委員会  


  • Posted by takachan  at 16:32Comments(4)