たまりば

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2008年05月30日

怪談・・・

 皆さんこんにちは、今回は都内でタクシーをしていた時のとってもこわーいお話をお届けしましょう。

その話とは・・・。
それは何年か前の深夜のことでした。丁度いまごろの季節だったと思います。空車で甲州街道を新宿に向かって走っていたのです。小雨が降り前がとても見にくい夜でした。
笹塚の歩道橋のそばで30ぐらいの白い服装の髪の長い女性が傘もささずに手をあげたので、お乗せしたのです。
   
 「どうぞ、どちらまで参りましょうか」
 
    「青山墓地下までお願いします」

とても、よわよわしい声で云いました。
新宿の雑踏をすぎタクシーは、やがて墓地下まで来たのです。あたりは街頭もなく真っ暗でした。
時折走ってくる車のライトが目に入りまぶしいかんじです。
    
 「お客さん、どのあたりで止めましょう」

しかし返事がありませんでした。不思議に思った私が車を止め後部座席を見ると乗っているはずの女性が居ないのです。その瞬間体がゾォーとしました。そしてよく見ると座席がビッショリ濡れて長い髪の毛が何本も落ちていたのです。

  実はこの話はタクシー業界で昔から伝わっている創作怪談なのです。古い運転手の方ならほとんど知っているんです。

私は、たまに女性のお客様から
  
    「運転手さん、何か怖いおもいした事なあーい」

と云われますと、この話を声を一段おとして話すのです。若い女性のお客様には、こんなセリフを付け加えてサービスいたします。
 
「あの晩は、雨がしとしと降っていましてね。そおー、お客様のようなキレイな方をお乗せして・・・」



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  • Posted by takachan  at 15:28Comments(4)